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子どもの成長はどこからやってくる?

子どもと暮らす中で、「子どもが自分で出来ることが増えていくといいなぁ。」と願い日々過ごしているママ、パパはとても多いのではないでしょうか。
私もそのひとりです。

いま、4歳になった娘と暮らしていますが、この前できてたやん!ということも、「ママやって~」ということがよくあります。
いつになったら自分から動くことができるようになるんだろう、ひとりでアレコレしてくれるんだろう・・・。
ママの生活時間は、誰とも変わらず1日24時間なのに、やることは2人分。笑
なにをきっかけに子どもはステップアップしていくのか、、、
ここ1年での娘の変化を綴りたいと思います。

まずはトイレ!
一昨年の冬、3歳になってすぐ。まだまだオムツとは離れられない仲だった娘。
自宅のトイレに補助便座をつけてみたり、お昼間はお姉さんパンツにして意欲を掻き立ててみたり、試行錯誤の日々。
それでも、おしっこちょっぴり漏れたろうだったり、おしっこ出たって事後報告があったり。夜寝るときももちろんオムツでした。
そんな娘に変化が訪れたのは昨年の春。保育所の学年が一つ上になったときです。
お姉さんマジックと名付けたいくらいに、学年があがったことで「3歳児クラスさんはトイレでおしっこをするもの!」という自覚が芽生え、あっという間にお昼も夜もノーオムツライフがスタートしたのです。
その変わりようたるや、親の私の方が追いつかず、まだ使い切れていないXLサイズのオムツが我が家には3袋残ったままです。笑
子どもの成長は、精神的なところからやってくることもあるようです。

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▲東京旅行にもおむつなしで行けました

つづいてはお絵かき。
昨年の夏頃から、色鉛筆やクレヨンでお絵かきをする回数が増えてきた娘。そこでぶち当たった壁は、丸が思うように描けないことでした。
親の私としては「いびつでも上手!」と思っても、娘本人が思い描く丸ではなかったようで・・・その歯がゆさから、丸を描く度に色鉛筆やクレヨンを放り投げていました。笑
がしかし!ある日の夜。「わたし、まるかけるようになったんじょ。」とポツリ。えー??!!実際に描いてみると、すすすーっと勢いよく丸を描いているではありませんか!
子どもって、急に跳び箱6段飛び越えるくらい、一瞬でとんでもなく成長することがあるんだなぁと驚きました。きっと保育所で周りの友達から良い刺激を受け、コツを掴んだのでしょう。
それ以来、たくさんの丸、そしてたくさんの似顔絵を描いてくれます。

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       ▲3歳11ヶ月 ママうさぎ              ▲4歳1ヶ月 絵の具でお絵かき

さいごは1人でねんね。
昨年夏ごろから、「わたしひとりで寝るけん。」と突然言い出しました。続けて、「ママお仕事したり本読んだりしたいんだろ?」と。こんな小さな歳でママのことを気遣ってくれるなんて!私はとても感動しました。相手を思いやる気持ちから、行動が変わるって素敵だなと娘から教えてもらいました。
その日から、ベッドのある部屋を暗くして娘は1人でねんね。隣の部屋で私は読書などの自分時間。時々こちらの部屋を覗きに来ますが、いつの間にかすやすやと眠りについています。
この1人でねんねは、結局1ヶ月くらい続き、今は再び2人でねんねすることが多くなっています。ふたりで寝る時は、いつもギューってしたあと背中を合わせて寝ています。背中を合わせると暖かくていまの季節は最適なのです。笑
今でも時々1人でねんねする日もありますが、いつの日か1人自分の部屋で寝たりするようになるんだろうなーと、今だけのこの時間を愛おしく感じる日々です。
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▲3歳10ヶ月 ぬいぐるみたちと寝ています

今でも、「この子のために何が出来るんだろう。」「この子ができないのは私のせいかな。」と考えてしまう時もあります。でも、親が思っている以上に、子どもたちは様々なところ・周りの人たちから刺激を受けて、考え、表現して、それが日々の成長に繋がっています。先にご紹介したように、この1年はそれをとても感じる期間でした。
毎日、できる・できないを繰り返していく子どもたち。歯がゆくなったり、なんで?って思うときももちろんありますが、その全ての瞬間瞬間を、これからも親子で一緒に楽しんでいきたいなと思います。

作成者:瀬戸恵深

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