BP1プログラムとは?

「親子の絆づくりプログラム"赤ちゃんがきた!" (BP1プログラム)」は、初めて赤ちゃんを育てている母親と0歳児の赤ちゃんが一緒に参加するプログラムです。
受講形式で知識を学ぶだけでなく、参加したお母さん同士が話し合うなかで、育児の知識やスキル、親の役割などを一緒に学び、深めていきます。

BPの目的と役割

助け合える子育て仲間をつくる

子育てを一人で頑張って孤立してしまうと、「不安」や「ストレス」の大きな原因となります。
子育てをするお母さん同士が、育児の喜びや困ったこと、親としての迷いなどを一緒に話し合い、互いに助け合いながら子育てしていける仲間と出会う場になります。

子育てに必要な知識を学ぶ

子どもの心身の発達の仕方やその発達段階で、どのように子どもに接していったらいいのかなどを学び、焦らず、完璧を求めない子育て、そして「思春期から花ひらく子育て」を目指して学習します。

0歳時期の"親子の絆づくり"

0歳の時期に親子の絆を深めることはとても重要です。なぜなら、この時期に、愛され、守られているという 「親子の絆」を赤ちゃんが感じながら育つことで、赤ちゃんの心に "心の安定根" がはぐくまれるからです。そして、その"心の安定根" は、子どもが思春期を乗り越え、社会の中で自立していくための力になります。0歳時期にはぐくまれる "心の安定根" は、親が子供に与えられる「一生の宝物」なのです。

BPプログラムが生まれた経緯

BPプログラムは、NPO法人こころの子育てインターねっと関西(略称:KKI)により開発されたプログラムです。2010(平成22)年11月20日のKKI主催のフォーラムで発表され、実践が始まりました。

NPプログラムからBPプログラムへ

KKIでは、2003年よりカナダ州政府が開発した親支援プログラム「Nobody's Perfect(完璧な親なんていない!)」(略称:NPプログラム)を日本で普及する活動に本格的に取り組んできました。NPプログラムは、0歳から就学前の子どもを育てる親を対象とした参加者中心型のすばらしいプログラムです。そのNPプログラムを実践するなかで、0歳の赤ちゃんを初めて育てる親向けのプログラムの必要性を強く感じ、KKI内部にBPプロジェクトが立ち上げられ、BPプログラムの開発が始まりました。BPプロジェクトメンバーは、地域などで実際に子育て支援に関わりながら、NPプログラムの実践経験も豊富な、助産師、保健師、保育士、栄養士、精神科医など専門職が集まりました。加えて、子育て真っ最中の母親も参加することで、当事者の声をしっかりと反映されながら、プログラムは開発されました。

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