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知っておくと便利!我が家の防災・減災

南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に起きる確率として、政府の地震調査委員会が、これまでよりも高い70%から80%と発表しました。(2018年2月)
多くの命が犠牲になった2011年の東日本大震災以降、徳島でも防災・減災意識は高まっていましたが、9年を経て、ご家庭での防災意識や危機感が薄れてきているのも現実のようです。今いちど見直してみましょう!
特に、乳幼児の子育てファミリーへお伝えしたいこと、事前に知っておいた方がよい事柄を重点的にまとめてみました。参考にしてみてくださいね。

◎通常の持ち出し袋にプラスしておくとよいもの

  • おんぶ&抱っこひも、又はサラシ(サラシでおんぶができます)
     *サラシは怪我をした時にも使えます。
  • ミニ絵本、音の出ないおもちゃ(避難所でも遊べるもの)
  • 少し大きなお子様には、トランプなども準備しておきましょう。
  • 新聞紙(防寒や、紙スリッパ、びりびり遊びなど色々な用途に使えることを日ごろから知っておくと便利です。)

 

◎パーソナルカードをつくって入れておこう!

 

パーソナルカード とは保険証番号や家族の連絡先など、被災時に必要になる情報をまとめたカード のことです。様々な形がありますが、家族全員が1セットずつこのカードセットを防災リュックに入れておくと良いでしょう。連絡先や保険証番号に困らないためと、万が一怪我などで意思疎通ができない状態の場合に自分の情報を知ってもらうために用意しておくと良いでしょう。子どもには迷子札がわりになります。

パーソナルカードには、家族の写真、個人名、血液型、アレルギーの有無、家族の緊急時に必要な情報などを記します。

 

遊びの見直しをしよう!

避難所は、いろいろな人が集まっています。電池を使うおもちゃや音が出るおもちゃは避けましょう。周りに迷惑をかけない遊びを普段から親子で楽しんでおくと良いですね。渋滞の車の中などでも遊べます。また、親子のコミュニケーションもとれますね。

例えば、なぞなぞあそび・しりとり・折り紙・あやとりなど。

新聞紙を活用しよう!

日ごろから新聞でスリッパや、お皿、コップ、ごみ入れなどを本を見なくても折れるようになっていると良いですよ。
真四角のごみ入れは、新聞紙でつくると、トイレの代用にも使えます。

キャンプ、野外活動体験はすすんで楽しもう!

自然の中での生活が“生き抜く力”を養います。
テントで寝てみたり、野外料理を楽しんだりする経験がいざという時に役立ちます。
マッチを扱うことや薪を使って火をおこす方法を知らない大人の方も多いので、子どもたちと一緒に野外での生活を日頃から楽しんでみましょう。

おんぶはおすすめ!

普段からおんぶする方法を身につけておくと災害時にも役にたちます。

  • 避難する時は、子どもの手をつないだり、高台に逃げる時に、木や草をにぎったり、瓦礫を除いたりするために、両手をつかえるようにしておきましょう。
  • おんぶは子どもとの密着度は高く、両手があくので、家事など作業する時に便利。
  • 赤ちゃんは背中でママパパとコミニュケーションがとれて、体温を感じ温かくて安心します。
  • おんぶひもがなくても、サラシやひも1本だけでおんぶできる方法もありますよ。

 日頃からおんぶを練習して慣れておきましょう!

家族で防災体験 非常食を食べてみよう!

定期的に、テレビを消してローソクだけで夜を過ごしてみたり、非常食パーティーなどで楽しく防災を学んでみましょう。
室内でテントを張って、避難場所での体験をしてみるのも良いですね。

災害食の選び方

  https://www.nhk.or.jp/sonae/column/20130721.html

   お子様用の非常食には食べ慣れたもの、食べやすいものを選びましょう。
 

食品の備蓄法 ローリングストック 日本防災士会 徳島県支部

   http://tkbousai01.s500.xrea.com/taisaku/stoku.pdf

徳島県立防災センターに行ってみよう!(北島町)

   https://anshin.pref.tokushima.jp/bousai/

その他の災害に関する情報

とくしまはぐくみ支援ポータルサイト とくしまはぐくみネット「防災コラム」一覧

   https://www.tokushima-hagukumi.net/columns/bosai/

 

とくしま子育て防災ネットワーク  賛同団体・・17団体

   https://www.tokushima-hagukumi.net/shien/other/bousai.html

チラシ_A4_巻3_右_表面_cs5 (2).jpg 20180901222913.jpgステッカー1.jpg

 

一般社団法人 日本助産師会

    無料電話相談あり *開業助産所一覧表もあります。
    http://tokushima-midwife.com/

「防災ノート~赤ちゃんとママを守るために~」

    発行:徳島県・徳島県周産期医療協議会

    特に妊産婦に対しての防災普及啓発を目的に作成されたものです。

    https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kenko/kenko/5012281

 

遊びを通した子どもの心の安心サポート

     ~つらい体験後の未就学児(乳幼児)のためのマニュアル~
       発行:日本プレイセラピー協会  ユニセフ

     https://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/pdf/japt_manual.pdf

 

 

作成者: とくしま子育て防災ネットワーク事務局 松﨑 美穗子

 

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