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防災ポーチのススメ~マザーズバッグにちょっと足しでひと安心! 「防災ポーチ」~

ママ防災士の瀬戸恵深です。
徳島でママ防災士として活動を続けて4年目となり、そこから生まれた仲間と一緒に、
令和4年2月「徳島ママ防災士の会 Switch」を立ち上げました。

災害から子どもたちの命を守ることができるのか、不安に感じているママ・パパに、
少しでも安心や自信、そして具体的な備えを取り入れていただけるように、
子どもたちや親子を対象に防災の講師をさせてもらっています。

▼徳島ママ防災士の会 Switch ホームページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/tokushimamamabousaishi2022/

今回は「防災ポーチのススメ」と題して、マザーズバッグにちょっと足しでひと安心!
「防災ポーチ」のご紹介です。

防災ポーチは、【日常時からも使う可能性があり、災害発生時にも役立つもの】を入れておくととても活躍します!
サイズは自由ですが、チャックがついたポーチや巾着みたいな袋が良いでしょう。
普段持ち運ぶ、マザーズバッグや仕事用の鞄などに忍ばせられる物が良いです。
デザインも、自分が好きなキャラクターやブランドのものであると気持ちも上がりますね。

今回は、私が実際に通勤用の鞄に忍ばせている「防災ポーチ」の中に何を入れているかを
ご紹介しましょう。
参考にしていただける部分はありますでしょうか。

[写真1].jpg

・マスク
・アルコール消毒
・除菌ウェットティッシュ
・汗拭きシート
・歯磨きシート(口腔ケア用品)
・メイク落とし
・保湿クリーム
・エマージェンシーシート
・絆創膏
・常備薬
・小型の手鏡
・大判ハンカチ
・カイロ
・ホイッスル

この他には、別のポーチになりますが「スマホ用バッテリー」を日々持ち歩いています。
普段ちょっとした時にあると嬉しい、そして災害発生時にも、あればほんの少し良い環境を
自分に作ることができる物たちです。
人によっては、ここに「メガネ」「コンタクト」「アロマ」。
もう少し入りそうであれば、小さな「ヘッドライト」や「懐中電灯」もあると安心です。

普段から、ママやパパがこの「防災ポーチ」を準備しておくことで、
子どもたちとのお出かけした先で災害が発生しても、
「マザーズバッグ」と「防災ポーチ」の中にあるもので、
とりあえずの避難行動に移ることは可能になります。

私たちが避難する先は、災害の種類によっても異なります。

例えば、津波からの避難となると、
一緒にいる家族と持っている荷物で、より早いスピード高いところに逃げることが鉄則です。

津波の際の車での避難は、場合によっては避難を遅らせ命を落とすことにもつながるので、
状況によって道路の脇にハザードランプを点灯させ停車。鍵は車にさしたままにしておきます。
車から降り、歩いていち早く高いところへ逃げましょう。

その場合に逃げる先は「避難所」ではなく、「津波避難ビル」「津波避難場所」です。
「津波避難ビル」「津波避難場所」は、
ある程度の高さがあり津波の襲来から命を守るために緊急的に逃げる場所。

「避難所」は、身を守ったあと、自宅が被害にあった方が一時的に生活をする場所です。
津波からの避難は、より高いところに逃げる!「津波避難ビル」「津波避難場所」に逃げることを覚えていてください。

一方、大雨や台風などによる避難ですが、
こちらは接近していることが予めわかっている場合が多いので、
「防災ポーチ」よりもう少し充実した「非常持出袋」を持って避難することが可能です。
しかしこの場合も、早め早めの行動が大切です。
ピークを迎える前に、「避難所」や「親戚宅」「友人宅」「ホテル」など、安全が確保される場所へ避難しましょう。
「在宅避難」が安全である場合もありますので、それについても予め調べておきましょう。

「防災ポーチ」や「非常持出袋」、そして「避難場所」や「避難所」も、
日頃から準備しておくだけで、いざというときに余裕を持って行動することができます。
子どもたちの命を守るためには、私たち大人たちの命があることがとても大切です。
ぜひできるところから、災害への備えにチャレンジしてみてください。

今回は「防災ポーチのススメ」と題して、マザーズバッグにちょっと足しでひと安心!
「防災ポーチ」をご紹介しました。

徳島ママ防災士の会 Switch
代表 瀬戸恵深

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