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未就学児でも作れるケーキのレシピ

このレシピ、フランスでは幼稚園児くらいの子どもが、大人の手を借りないで作るんだそうです。当然子どもが作れるようシンプルで簡単なレシピになっていて、失敗がないとのこと。

用意する道具
・ボウル(大きめのもの)1つ
・お茶碗…1個
・泡だて器…1つ
・フォーク…1本
・ゴムベラ…1本
・お玉…1本
・ケーキ型…1個

材料
・ヨーグルト…1カップ(130g入りくらいの一人分)
・卵…3個
・砂糖…ヨーグルトカップに2杯
・小麦粉…ヨーグルトカップに3杯
・サラダ油…大さじ1杯~ヨーグルトカップに半分
・ベーキングパウダー…1袋

1.ヨーグルトをボウルに全部入れる。(カップは捨てない)
2.卵をお茶碗に割ってからボウルに入れる。(ボウルにいきなり割り入れるとカラが入ることもあるので、必ずお茶碗などに1つずつ割る)
3.ヨーグルトと卵を泡だて器でよくかき混ぜる。
4.砂糖をヨーグルトの入れ物で2杯ボウルに入れてよくかき混ぜる。
5.小麦粉をヨーグルトの入れ物で3杯ボウルに入れてよくかき混ぜる。
6.サラダ油を大さじで1杯ボウルに入れてよくかき混ぜる。
7.ベーキングパウダーを一袋ボウルに入れてよくかき混ぜる。
8.お玉ですくって、型に入れる。
9.(大人がしてあげてください)180度に予熱したオーブンで30~40分焼いてできあがり。

子どもにとって、お菓子作りの醍醐味は「卵を割る」と「かき混ぜる」に集約していると言っても過言ではないと思います(断言)!
卵を割るのに失敗すると、だいたいそこで凹んで尾を引きますので、2個以上使うレシピを用意してあげてください(笑)。

卵を割るときは、平らなところに「そーっと」コンコンコンと「3回」打ち付けてヒビを入れ、今度は「持ち替えて」その反対側の箇所をコンコンコンと「3回」打ち付けてから割ります。
割るときは、卵を器の真上に持ってきて、さっき入れたヒビに両手の親指を押しこむようにして、その親指を広げるときれいに割れますよ。

子どもは打ち付ける力が加減しにくいので、全力で叩き割って粉々にするよりは「そーっと」打つようにした方が成功します。でもそうすると今度は弱すぎてヒビが入らないので、少し多めの「3回」打ち付けます。1箇所だけだとカラを2つに割れないので、もう一箇所、さっきヒビを入れた「反対側」にヒビを入れると割りやすくなります。

大人が当たり前にしている動作も、子どもからすれば未知の領域なので、力の入れ方も加減も分からないことだらけ。コツを教えてあげると、案外簡単に「できた!」と達成感が味わえるので、そこだけはゆっくり教えてあげてみてください。

ケーキ型は、100円ショップで売っているおしゃれな柄付きの型でもいいですし、最近はシリコンなどで可愛い形のものも豊富です。出来上がって型から取り出したケーキをジャムやクリーム、チョコレートでデコレーションしても楽しいです。


こういう、はかりを使わず簡単に計量できて、失敗知らずのレシピ…それも、子どもが一人で読めるように、ひらがな・カタカナだけで書かれたレシピというのは、今のところお目にかかっていません。
どこかの出版社様、ぜひとも検討してもらえませんか…?

コラム作成者:徳島県在住の子育てママ 久保笑子

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