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本の虫(幼虫)

娘は小さい頃から絵本が大好きで、本の虫の父親譲りだなあと感心していました。
私も本好きの端くれとして、寝る前の読み聞かせを日課にしたり、娘がテレビで見て興味を覚えた話題に関する絵本を図書館に行った時さり気なくチョイスしてみたり(さり気なくない?)していました。

読み聞かせは小学校に上がるくらいまで続いたでしょうか。短めの絵本を読んで「じゃあ寝ましょう」と言っても「え~…もう一冊…」とおねだりされると、つい嬉しくなってしまいもう一冊追加。すると翌日には「今日はこれとこれ!」と2冊がデフォルトになってしまい、苦笑。…と思ったらさらにもう一冊追加をねだられ、翌日には3冊がデフォルトに…。さすがにこれは却下しましたが、それでもそうやって本に触れること、本を介して母とスキンシップやコミュニケーションを取れることはとても有意義だなあと嬉しく思います。

今では娘は時間さえあれば一人で児童書を何冊も読み倒したり、息子に読み聞かせをしたり、豊かな本の虫に育っているように思います。
もちろん漫画も好きで読みますが、すぐに読み終わってしまう漫画よりも、文字をたくさん追いながら空想を膨らませたりいろんな情報を頭に入れられる本のほうが好きなようです。
最近、私の実家に帰った時、私が小学校のころ読んでいた「オズの魔法使い」や「寺村輝夫のわらい話」の本を持ち帰り、一気に読破したあとまた何度も繰り返して読んでいました。自分が子どもの頃に感じた楽しさや喜びを、娘も共有してくれると思うと、とても幸せな気持ちになりました。

ただ、学校の図書室で借りた本が面白すぎて、帰りの会の最中にも読みふけってしまって、忘れ物だらけで帰宅したことはお母さんちょっと許しません!そこ座りなさい!

コラム作成者:徳島県在住の子育てママ 久保笑子

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