今回初めてコラムを書かせていただくことになりました、ひーと申します。現在夫と4歳の長男、3歳の長女、0歳の次女と共に5人で慌ただしくも充実した毎日を過ごしています。
我が家はこれまでライフスタイルに合わせて何度か県内での引越しを経験してきました。初めて住んだのは徳島市内の2LDKのアパート。駅から近く、スーパーやドラッグストア、小児科などにもアクセスがよくとても快適な立地でした。しかし、駐車場がやや離れており、長男長女が成長するにつれ部屋も少し手狭になってきたため、育休復帰に合わせて職場に程近い住宅へ引っ越しを決めました。とは言っても小さい子どもを連れての引っ越しは思った以上にバタバタで何かと大変!子ども達が寝た隙に荷造りをしたり、とにかく短時間で引越しを完了できるよう入念に計画したり…。家族で協力し合いながらなんとか乗り越えました。
引っ越し先は賃貸ではありましたが、町内会に加入したこともありご近所の方との関わりが生まれました。そしてありがたいことに地域の皆さんが子ども達をとても可愛がって下さったのです。散歩中にはいつも声をかけて下さり、農業を営む方からは季節の野菜をいただくこともありました。子どもたちも「〇〇さんこんにちは!」と挨拶をしたり、お隣に住むおじいちゃんのお庭に遊びに行かせてもらったりと常に地域の方とのふれあいがありました。
二度目の引越しを決めたのは、3人目の妊娠が分かった頃。育児にこれまで以上に人手が欲しいと思ったこと、私自身が働き方を変え仕事に関しては以前より時間に余裕が生まれたこと、更に活動的になってきた子ども達がもっと伸び伸びと過ごすには?などを夫婦で考え、繰り返し話し合いました。数ヶ月後、職場からはやや距離があるものの自然豊かで私の実家からも比較的近い一軒家に引っ越すことが無事決まりました。子どもたちも転園することになったため最初は新しい環境に慣れるまで時間を要する面もありましたが、あたたかく優しい先生方や新しいお友達に出会い、次第に喜んで登園するようになりました。特に今は虫探しや野菜のお世話に興味津々の様子!自然に囲まれた地域ならではの遊びや生活を生き生きと楽しんでいます。
そして現在もまたあたたかなご近所の方々に恵まれており、特にご年配の方からは「いつもこの子達に会えるのが楽しみでねぇ」「声や足音が聞こえるだけで元気がもらえるよ」と言っていただくことも。子ども達の存在が周りとの橋渡しになってくれているんだなと嬉しく思うと同時に、地域の皆さんが私達家族をあたたかく見守って下さっているのが本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいになります。
また育休中の今は町内の子育てサロンにもよく足を運んでいます。スタッフさんや同じように子育てを頑張っているママさん達と大人同士で話すことで心身ともにリフレッシュできています。
今は子ども達も小さく、周りの方々に色々と助けていただくことが多い毎日…。更に最近は大きな災害が懸念されているため、日頃からお互いに声を掛け合うなど地域で繋がり助け合う大切さを改めて実感しているところです。
いつか私も周りの皆さんに恩返しができるよう、今後も地域に積極的に目を向けながら人と人との関わりを大切にした生活や育児を楽しんでいきたいと思っています。
作成者 ひー