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図書館利用のススメ

こんにちは。阿波市の図書館アドバイザーをしております内藤佐和子です。小学校1年生の息子がいます。

私自身も小さい頃から本が大好きで、幼稚園の時の夢は本屋さんになることでした。
(本屋さんになったら大好きな本に囲まれているのに読めないということに気付いて、本屋さんになることはやめました。)

今回は「図書館利用のススメ」と題して、コラムを書きたいと思います。

読み聞かせ

私が図書館の利用を勧めるのには3つの理由があります。

それは

  1. 本が親子のコミュニケーションの道具になること
  2. 図書館のさまざまなイベントに参加できること
  3. 静かな空間や自動貸出機や読書通帳機(借りた本の通帳のようなもの)のような機械の利用等、経験できることが多いこと

です。

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1.「本が親子のコミュニケーションの道具になること」については、本を一緒に読むことで子どもがどういう言葉を知っているのかや、どういうことを考えているのかを知ることができます。
親としてはこんなことを考えていたのかと我が子の成長に驚かされることもあります。また、どんなことを考えているのかを知ることで、子どもの興味や関心を伸ばすきっかけ作りを提供できるようにもなります。
どんなことであっても、幼少期に集中して取り組んだことがある経験を持つ子どもは、好きなことを突き詰める成功体験を持つので、大人になっても集中力の維持の仕方を自分でコントロールすることができる可能性があがります。(好きなことに限っての場合ももちろんありますが。)
また、「言葉をたくさん知る=語彙力を増やす」ということは子どもの世界を広げることに繋がります。何かを想像するためには言語化して、頭の中でイメージすることが重要です。その際に、いろいろな言葉で表現できる方が大きなイメージを広げやすくなります。

2.「図書館のさまざまなイベントに参加できること」については、私も住んでいる徳島市の図書館を例にとると、毎日2回の読み聞かせの他に、手遊びや昆虫等の調べイベント、けん玉や民族衣装などの体験イベント等を開催しています。
私が一番おすすめなのは、年に1回開催の動物園で図鑑を作ろうというイベントです。このイベントでは動物園と図書館が協働して、動物園の普段は見えないバックヤードを見せてもらったり、動物たちの生態を教えてもらったりしながら、最後には図書館から持ってきた図鑑などを使って好きな動物についてまとめ、オリジナルの図鑑を作るというイベントです。
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対象は小学生以上なので、私も今年初めて参加しましたが、クマの餌を隠したり(クマがいない隙にクマの展示をしている場所に入るんです!)、動物の餌を用意している冷蔵庫や冷凍庫も完備している保管庫の中を案内してもらったり、楽しめるポイントがたくさんありました。

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3.「静かな空間や機械の利用等、経験できることが多いこと」については、公共空間では静かにしないといけないということを子どもに体感させることもできます。
また、徳島市立図書館で言えば、自分でカードのバーコード読み取りをして貸し出し手続きをしたり(自動貸出機の利用)、読書通帳機(借りた本の通帳のようなもの)に自分で記帳したりすると、機械を使うということも体験できます。
普段はおもちゃで遊んでいる子どもも実際の機械を使える機会はあまりないので、真剣に自動貸出機や読書通帳機を使おうとします。
なんでもダメというのではなく、子どもにも自動貸出機や読書通帳機に触れさせる機会を与えることで、子どもは一人前として扱われていると感じ、行動も変わってきます。

今回は徳島市立図書館の例が多かったですが、他の図書館でも独自のイベントや企画を設けているところもたくさんあります。
子どもに勉強しなさいというのではなく、大人も一緒に勉強する姿勢を見せることで意外と子どももすんなりと勉強するようになったという声もよく聞きます。

読み聞かせ等も、図書館の職員の方がしてくれるときには、テーマを決めて読んでくれていたり、面白い本を選んでくれていたり、また自分では選ばないであろう本を選んでくれたりもするので、まずは読み聞かせに足を運んでみるといいかもしれませんね。

コラム作成者:内藤佐和子

徳島県内公共図書館の一覧(徳島県立図書館ホームページ)

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