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目指せ!むし歯ゼロ!

こんにちは!そして、はじめまして!
歯科医師の福田敦子と申します。
私も現在、2歳の娘を子育て真っ最中です。

私は、職業柄、常日頃から、「可愛い我が子には、一生むし歯ゼロでいてほしい」と思っています。そしてきっとそれは、私だけでなく、どの親御さんも同じなのではないでしょうか。

「乳歯は生え変わるから、むし歯になってもいい」というのは大間違いです。乳歯がむし歯になると永久歯やお顔の発育にも影響を及ぼしてしまいます。
このように大切に守っていくべき乳歯は、大人の歯と比べ、とても弱いのです。特に、生えたばかりの歯は弱く、少しずつ生えていく過程で、唾液からの成分によって強くなっていきます。

か弱く可愛い乳歯を守るために一番大切なことは、やっぱり毎日の歯磨き、小さなお子さんの場合は仕上げ磨きです。
だけど、仕上げ磨きって本当に大変。泣き叫ぶし、毎日足を使って子どもを羽交い絞めしてやっています。なんて声もよく聞きます。

そもそも、お子さんが仕上げ磨きを嫌がる原因は何でしょうか?
いろいろな原因があるかと思いますが、大まかに以下の3つの場合が多いと私は考えています。

  1. 異物(歯ブラシ)を口に入れられることに慣れていない。
  2. 仕上げ磨きの力が強く、痛い。
  3. ママ又はパパの真剣な顔がこわい。


1に関しては、まだ仕上げ磨きが必要のないうちから(歯が生えていないときや、ガーゼで拭う程度で良いとき)に是非仕上げ磨きごっこをしてあげてください。使うものは、歯固めでも、キレイに洗ったお母さんの指でもいいです。是非歯茎をなぞって、「気持ちいいね」と伝えてあげてください。その際に、お子さんを仰向けにしてお母さんが頭側からのぞき込む仕上げ磨きの姿勢でされることをお勧めします。
実は、このポジションをとられることも、あまり慣れておらず、余計に初めての仕上げ磨きを嫌がることが多いのです。

次に2についてですが、パパママが必死になるあまり、力が強く入ってしまっていることが多いのです。親指と人差し指で歯ブラシを支え、あとの指は力を抜いて、添えるだけ。そして、コチョコチョと細かく動かしてあげてください。大きく動かすとブラシが歯茎に当たり、痛みの原因となります。写真のように指をお子さんの顎に置き、手を固定すると細かく動かしやすいですよ。また、歯ブラシの毛の部分があまりにも大きいと歯面に当たるのと同時に、歯茎にもあたってしまいます。是非、乳歯のうちは、毛の部分が下の乳歯2本分ほどの小さな歯ブラシを用意してあげてください。

仕上げ磨き 写真1.jpeg

最後に3について。パパママは「我が子をむし歯にさせまい!」と、眉間にしわを寄せて歯磨きをしてしまっていることも多いのです。慣れない体勢から見る、あまりにも真剣なパパママの顔。ちょっと怖くなってしまっているのかもしれません。そんなときは、何も面白くなくても、こちらが「あはは!」と声を出しながら歯磨きすると、つられ笑いしてお口を開けてくれることも。そんな私も気を抜くと思わず、しっかり汚れを落とそうと眉間にしわを寄せたこわい顔になってしまいますが、是非笑顔で歯磨きしてあげてください。

こちらの言うことが理解できるようになってくると、絵本もお勧めです。
どうして歯磨きが必要なのかを教えてあげるといいかもしれませんね。
我が子は、この「はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!」の絵本が大好きなのですが、この絵本を読んで、「あ!にんじん挟まってるよ~!」と言うとお口をすぐに見せてくれるようになりました。最近は、バイキンマンの存在を知って「お口の中のバイキンマン、バイバイしよう!」と言うと、スムーズに口を開けてくれます。

仕上げ磨き 写真2.jpeg


そして、奥歯が生えてきたら、是非仕上げ磨き用歯ブラシを1本用意してください。
子ども用歯ブラシは柄が短く、奥歯まで十分に磨いてあげることができなくなってしまうためです。これは、歯ブラシをすぐ噛んでボロボロにしてしまうというお子さんにもお勧めです!仕上げ磨き用歯ブラシは柄が長く、小さい子どもに持たせると危ないので、本人には使わせず手の届かないところで保管してください。

子どもたちは、いずれ仕上げ磨きを卒業し、自分で自分の歯を守っていかなくてはいけません。仕上げ磨き卒業までに、どうして歯磨きが大切なのか、どうやって歯磨きをすればよいのか、教えてあげることが大事ですね。

子どもに歯の大切さをどう教えたらいいのかわからないときや、どうやって歯磨きを教えていけば良いのかわからないときは、是非お近くの歯医者さんで聞いてみてください!
か弱い乳歯のために、歯医者さんでのフッ素塗布もお勧めです☆

コラム作成者:のぞむ歯科(徳島市佐古三番町) 福田 敦子

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