トップコラム食育コラムとくしま食育推進研究会

とくしま食育推進研究会

「とくしま食育推進研究会」は、徳島県内外で食育推進活動を行っています。私たちは、保育所や幼稚園から老人ホームまであらゆる年齢の方を対象に「何をどれだけ食べれば良いか」をテーマに食育を実践しています。さらにメンバーの管理栄養士を中心に、小児を対象とした「食物アレルギー」の栄養指導に取り組んでいます。そこで今回からこうした活動を通して得られた情報を、子育て中のパパやママたちに提供し、少しでもお役に立てて頂ければと思っています。まず初回は、子どものスキンケアと食物アレルギーとの関係についてコメントをさせて頂きますね。

10月2日の朝日新聞で「生まれた直後から皮膚の保湿を続けることで、アトピー性皮膚炎だけでなく、食物アレルギーなどのアレルギー疾患の発症を抑えられる可能性があると、国立成育医療研究センターが1日発表した」、「皮膚の防御機能が守られ、アレルギー疾患につながる原因物質が体内に入るのを防ぐためとみている」と報道されました。さらに、「アトピー性皮膚炎は、皮膚の乾燥などによって防御機能が壊れ、アレルギーの原因物質が体内に入りやすくなって起きるという説が有力だ。アトピーを入り口に、食物アレルギーやぜんそく、花粉症に移っていくと考えられており、保湿でアトピーを防ぐことで、その後のアレルギー疾患の発症も抑えられるのではないか」と説明されています。

実際、わたしたちも皮膚に多くのトラブルのある子どもほど、食物アレルギーになりやすいと感じています。そこで、保護者の方から、「食物アレルギーが心配で、離乳食を遅らせた方が良いですか」といったご質問をよく受けますが、「アレルギーの予防には、スキンケアをしっかりされることが重要です。離乳食を遅らせる必要はありませんよ」とお答えするようにしています。

食を通して病気を予防する!をキーワードに、子育て支援につながる活動を広げていきたいと思っています!

保育所での食育活動

トップへ戻る
チャットボット:何でも聞いてね

チャットボット

閉じる