日時
令和6年10月23日(水)13:00~16:00
場所
徳島市山城町東浜傍示1-1
徳島県立男女共同参画総合支援センター 2階 学習室
参加者数 25名
「地域で支える子育ての現状と課題」
講師:岡山 千賀子さん
【 徳島文理大学人間生活学部児童学科 教授 博士(学術)】
子育て環境が厳しさを増す中、安心して子育てができる環境づくりに向け、子育ての現状
と課題を理解し、地域を支える支援について共に学ぶことを目的に「第2回地域子育て支援
ネットワーク研修会」を開催しました。
はじめに
☆ ジャンケン自己紹介…目が合った人とジャンケンをして、負けた人から自己紹介。
同じ仲間という意識をもつためのコミュニケーション。
☆ エアーボールでリラックス!
ボールを持っていると見立てて、投げる、受ける活動でいつの間にか仲間。
●講演概要
1.子育ての現状について
(1) 子どもの権利
(2) 地域における子育ての現状研究から
(3) こども基本法
2. 地域子育て支援について
(1) 令和6年度以降の放課後児童対策について
(2) 地域の子ども家庭のための施策
★分かりやすい言葉での法令や施策の解説、また現状研究では実体験を交えながら、お話して
くださいました。
☆ 休憩時の簡単新聞リングの製作と遊び方
①新聞紙1枚をななめに巻く。
②親指と人差し指で新聞紙を交互につまんで輪をつくる。
③遊び方 ・リングの中に指一本で持ち、次々横の人に送る。
・輪投げにして、体のいろいろな部位にかける。
・ケンケンパとして遊ぶ。
●グループワーク
3. 直面している地域の現状と課題
次の3項目を中心にグループで自由に話し合い、グループごとに発表した。
(1) 地域の子育ての現場から
(2) 職員としてすべきこと
(3) 子育て環境・体制を整えるには?
☆発表
・ 子ども・家庭対応、保育の内容、施設(老朽)など、難しいことが日々ある。
・ 人口減少、利用者の減少
・ 支援者の熱意・経験・知識など、思いを共有することが、いい支援につながる。など
4.子どもの健やかな成長を願う(まとめ)
① 地域にはいろいろな業種の人がいることは、課題克服の1つとなる。
② 前向きに、できることをやっていく(やろうと思っていく)と考える。
③ 一人で考え込まない。
地域の指導者は大事!
地域子育て支援に、自覚と自信をもってほしい!
【参加者の感想】
・ 行政勤務の私ですが、すごく勉強になりました. 機会があれば、地域コーディネーターに
も 参加してほしいと思いました。
・ 講演はもちろんですが、先生のお人柄が大好きになりました。「これでいいんだ」と自分
のやってることに自信がもてました。
・ いろいろな角度から、子育て支援について考えられて勉強になった。地域の大切さをあら
ためて感じた。
・ コミュニティスクール。できることから始めていきたいと思いました。人と人とのむすび
つきは大切ですね。
・ いろんな場所で働いている人の考えや困りごとなど話を聞くことができてよかったです。
・ 地域子育て支援者として、大切にすることを再認識、再確認することができました。
・ 子どもの権利条約やこども基本法を、子どもたちのために、じっくり読んでいきたいと
思った。
・ 身近な材料で遊べるものなど、教えてもらってよかったです。
・ 先生のお話はききやすくわかりやすくて良かったです。
・ 和やかな講演でとても良かったです。