トップ支援者・団体向け研修会情報研修会報告平成29年度 第1回 被災児童保育ボランティア養成講座

平成29年度 第1回 被災児童保育ボランティア養成講座

日時

平成29年7月14日(金)13:00~16:00

場所

ときわプラザ 研修室1.2

参加者数

42名

「災害による心の傷つきに対する支援~自然な成長を促す支援」

講師:我妻 則明さん(湘南台心理教育相談室 室長)

IMG_1516.JPG 研修風景

 東日本大震災で実際に支援に入られた我妻先生から、災害直後の様子・支援の方法、人間が過酷な体験を乗り越えると成長すること・その成長を促すために出来ることなどを教えていただきました。

災害直後の支援

・衣食住の基本的な生活を早く取り戻す。
・保育園、学校などを1日でも早く、子ども達が通常に近い生活を送れるように再建する。
・被災者の負担になるような支援の申し出は、勇気を持って断る。
・災害発生以前から保護者、町内会、行政担当者などと良好な関係を作っておく。
 

PTG(心的外傷後成長)を促すために

・防災教育の実施、特に体験を通しての学習。
・仲間を思いやり、仲間を配慮することの教育。
・養育者が穏やかな精神状態で、普段から子どもと良い関係を築いている。
・養育者が悲嘆やストレスに対して適切な対処が出来ている。
・子どもが問題に対処したり、乗り越えたりする力をつける。
・子どもが自己効力感、人間関係の調整力をつけられるようにする。
・子どもが未来への期待や希望が持てるようにする。

最後に

・岩手県の反省は、大堤防があって油断があった。
・復興のプロセスに時間がかかった。
・避難所で、教室等を借りられたら、プレイルームや勉強ができる環境づくりをする。
・学校再建に向け、退職した先生に学校の事務手伝いをしてもらい、学校が始まったら、指導の手伝いをしてもらって、学校を早く通常に近い形にしていく。
・1年2年たつと、復興がうまくいっている学校との差ができていく。
・常日頃からの準備と防災訓練は、実際と同じようにやる。そうしなければ本番に役に立たない。

感想

  • 九州北部大災害があった直後だったので、タイムリーだった。ニュースを見ていて、自分に何ができるのかと思っていたので、今後万が一、徳島で何か起きた場合に自分が何をすべきか知ることができた。
  • 東日本大震災発生直後の一端がよくわかった。傷つくだけでなく、心的外傷後成長があることがよく理解できたし、これを促す方策がとても参考になった。
  • 被災地には、いろんな方がボランティアに行くが、必要なことを考える必要もあることに気づけたと思う。被災された方の負担にならないようにしないといけないし、ありがた迷惑にならないようにしないといけないと思う。
  • とても丁寧に災害後の心理の変化、対応、考え方について話してくださったので、よくわかりました。

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