トップ支援者・団体向け研修会情報研修会報告平成30年度 第1回 地域子育て支援ネットワーク研修会

平成30年度 第1回 地域子育て支援ネットワーク研修会

日時

平成30年6月8日(金)13:00~16:10

場所

ときわプラザ ときわホール他

参加者数

83名

「子育て家庭の現状と、課題に向き合うために地域の子育て支援の可能性」

講師:中橋 恵美子さん(NPO法人わははネット理事長

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 様々な子育て支援活動に関わる人たちが互いの連携を深め、地域における子育て支援の充実と子育て力を高めることを目的に、地域子育て支援ネットワーク研修会(講演会とネットワーク会議)を開催しました。今回は、NPO法人わははネット理事長の中橋恵美子さんを講師に迎え、安心して子育てできる環境づくりに向け、望ましい子育て支援や地域連携のあり方などについて学びました。

講演会

「香川県から子育てをもっと楽しく]

 3つのクレド(信条、志)
   ①子育てしているお母さんが自分のことを好きになれる社会を作ります。
 ②生まれてきた子どもたちがこの町で生まれてきてよかったとすべての子どもがいえる町を作
  ります。
 ③企業、行政、地域、社会全てをつないで子育てを見守るやさしい社会を作ります。

自己紹介を兼ねて

  1. 「わはは(輪母)ネット」立ち上げ
    ・子育て経験のないままアウェイ(茨城県つくば市)で長女を出産し、3年後地元に帰って、仲間とサークルを作る。
    ・わははネットは今年で20年目、法人化して16年目になる。
     
  2. 情報誌「親子でわはは」
    初めての妊娠・出産・子育てをアウェイで体験、その経験を基に自主発刊。
     
  3. 地域の子育てに至る経緯
    ①19年前、坂出市役所へ生まれて2週間の長男を連れて出生届けを出しに行ったが、ベ
     ビーベッドがなく、市のHPで要望し、設置に至る。
    ②スーパーのトイレを子ども連れで利用中にこどもがドアを開けるという目も当てられな
     いような状況を経験、鍵を二重につけてもらえるよう事業所に投稿したところ、即対応。
    ③活動が軌道に乗ってきた頃、仕事復帰した人の病児の保育相談をきっかけに、知事に子
     育ての現状を訴え、7ヶ月後に病児保育が整う。

     子育ては我慢するのではなく➝声に出す➝より良く変わっていく
     
  4. 活動について
    ・情報誌の発行状況  
     独身の人向け結婚出産本、障がい児ハンドブック、一人親ハンドブック、父親手帳、多世代交流ハンドブック
    ・居場所づくり  
     商店街2ヶ所、田舎に1ヶ所、まるっこひろば(坂出市)全部で4つ 
    ・メール配信
     わははメールシステム、平成13年~14年の携帯の普及に伴い、いち早く携帯電話で情報発信  
    ・ひろばの運営
     16~17年前は、仕事を辞めて子育てしている人が多かったので、やり取りする場所として子育てひろばを作った。
     夜の子育てひろば(19時~21時)開設
      
  5. 自分たちの拠点の場所(環境)について考える
    ・人材育成
     子育て支援員研修(香川県委託)500人~600人

子育て家庭の現状

  • 核家族が増えている(2世代世帯) 86.2%
  • アウェイ育児(自分の育った市町村以外で子育てする母親)72.1%
  • 親になる前に、赤ちゃんのお世話をしたことがない 74.1% ← サポートが必要
  • 子育てはママの仕事…という固定観念
  • 様々な困難家庭➝経済的支援、ネットワークや支えてくれる人を知らない
  • 離婚率の増加➝親兄弟には相談しにくいので、相談できる場所が必要

これから目指すのは、共生型多世代交流

  • 子どもだけでなく、高齢者が来やすい工夫が必要、そして次代の親になる中学生、高校生が来れる仕掛けを考える。

課題を形にしていくプロジェクト型の子育て支援

 ●全国初!子育てタクシー
  
家の玄関まで来てくれるタクシーを子育ての味方にと発案。
  沖縄から北海道まで2,000人以上を認定し、13年になる。

 ●「子育て美容-eki」事業を発案
  子育て支援の現状等を学び、子育て家庭を温かく見守り応援するサロンを「子育て美容-
  eki」として認定する研修。
  うどん650店、美容院2,000店舗(香川県)
  美容院曰く、肌に触れるから話がしやすい、心が開きやすい。
 
 子育て家庭の現状を再確認し、子育て家庭の課題を見たり聞いたりして、出てきた課題に対して、今自分にできること、考えることをやめない。

ネットワーク会議

ネットワーク会議

 講師の中橋恵美子さんがコーディネーターとなり、グループごとに子育て家庭の課題について意見交換を行いました。

感想

<講演会>

  • 中橋先生の元気にパワーをいただきました。気づく事、気づいた事を何かしようとする大切さを痛感しました。
  • 現状の把握、問題を自ら見つけることの大切さを学べました。近場での痛ましい事件を繰り返さないために、仕方ないではなく自分ができること、見ないふりをしていたのをもう一度見なければと強く感じました。
  • これがおかしいと思うことは声を上げ変えていく。ないのが当たり前ではなく、より良く変えていくというように行動することが大切なんだと再認識しました。

<ネットワーク会議>

  • 子育て支援センターの他にもいろいろな機関を知ることができよかった。
  • 班別の協議をすることは、様々な立場の意見を聞くことができて、有意義だった。
  • 実際に現場で活動されている方々の日頃の悩みや意見を聞くことができて、また一つ課題が見えてきたと思いました。

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