トップ支援者・団体向け研修会情報研修会報告平成30年度 第2回 被災児童保育ボランティア養成講座

平成30年度 第2回 被災児童保育ボランティア養成講座

日時

平成30年9月6日(木)13:00~16:00

場所

ときわプラザ 研修室1.2

参加者数

39名

「災害後の子どもを中心としたコミュニティの再生と居場所づくり」~仮設住宅での放課後支援を通して~

 講師:中鉢 博之さん(NPO法人ビーンズふくしま常務理事/事務局長)
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「ふくしま子ども支援センター」主任コーディネーターとして、東日本大震災後の子どもの心のケア体制づくりに取り組み、県内外の母子支援や支援活動を行っている中鉢先生に、災害時の中長期的な子ども支援についてお話しいただきました。

福島での活動

みんなの家@ふくしま(常設型多世代交流拠点)
震災後に母親になったママ、避難しなかったママ、避難先から帰ってきたママはそれぞれ交流を持ちにくい。
   ↓
子育て中の親子がいつでも集える居場所の開設

グループワーク

「子どもの居場所を確保するために」
◍シナリオ
 震災の発生から1か月。子どもを支援しているあなたの施設の周辺の仮設住宅に、子育て家庭や高齢者の入居が始まったが、学校はまだ始まっておらず子どもたちが安心して過ごせる場や参加できる活動はない。
 あなたの施設では避難されてきた方に、施設の時間開放や、避難所・仮設住宅への職員の派遣をして、支援活動にあたっていくことになった。

①最初に必要な取組は?
 回答例
・ボランティア等支援を手伝ってくれる人を集める。
・どういうニーズがあるかを把握
・子どもたちが過ごすのに必要なおもちゃ、絵本等の提供を求めて楽しく過ごせる場所づくり など
 先生から
  
どのあたりの幼稚園・学校に通っていたか。男女比。子どもの特性、家族の状況は子どもの人数だけでは分からない。子ども達の避難前のことを親や学校の先生、知っている人たちに聞いて支援の方法を考える。それが関係者のネットワークにつながったり今後の協力を仰いでいくうえで重要になってくる。

②子どもや、その家族に必要と思われるプログラムや支援は?
 回答例

・絵本の読み聞かせ。ふれあい遊びのプログラム
・体を動かすことでストレス軽減
・お母さん達のお話を聞く
・学習支援       など
 先生から
    
乳幼児、小中高生とそれぞれの段階に合わせたプログラム(乳幼児…遊び、読み聞かせ/小学生…ストレス発散になる遊び、学習の時間等)
  親支援の考え方は大事。孤立しないように親同士が話せるような場、守られた空間でちゃんと相談できる事も含めてのプログラムも大事。

感想

  • どんな支援が必要なのか?1人で考えるだけでは気が付くことのできない細部の事が学べる良い機会になりました。支援するなら何も知らずに余計なケアや手間をかけることが少なく、効率よく何を優先するべきなのか少しでもいいので自分の行動が誰かを助ける力になれればと思います。
  • プログラムづくりなど、あまり日頃考えることがなかったので、グループで話しながらできたのが良かったです。
  • 信頼して相談してもらえたりニーズを正しくくみとれるようになったりするために、長期的な支援が大切だと分かった。今の所属でその地域の人を受け入れるなら、今から人間関係・信頼関係をしっかり築いておきたい。ワークが難しかったけど考えることがいっぱいあって他の方が考えた意見を聞かせてもらえていっぱい学べた。どんな提案も先生がまとめてくれるとなるほどー!!となった。
  • 仮設住宅で生活する子どもたちの現状や課題、支援の必要性等がよく理解できた。後半のワークも自分で考えることで支援の難しさがよく分かった。

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