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妊娠初期の初めての妊娠

初めて妊娠したの者ですが、妊娠6週目で体調も悪く、気分のすぐれない日々が続きます。仕事もしているので、体調が悪くてもなかなか休むことができません。これから、こんな生活がずっとしばらく続くと考えたら、不安でたまりません。どのようにしてこれから妊娠生活をのりこえていけばよいでしょうか。

妊娠初期はからだがだるく、ちょうどかぜの初期症状のような感じを訴える妊婦さんが多いように思います。ご相談者も妊娠初期ということなので、疲れやすく、仕事はきついことと思います。

これから「つわり」症状も出現しますので、疲れやすさと吐き気と食欲不振が重なって、妊娠12週頃までが最初のつらい時期に相当します。これらの症状は、妊娠に伴うホルモンの変化が主な原因ですが、もともと貧血や胃炎、膀胱炎、腎盂炎などの病気をした方は、その病気が悪化しないよう、妊婦健康診査で主治医に相談し、確認してください。

妊娠による生理的変化でしたら、12~16週頃にはからだが慣れてきて、少し楽になります。それまで工夫したり、注意できることは次のようなことです。

  1. 疲れることを前提にして暮らす
    妊娠初期の通勤は電車などが混まない時間を選び、座って行くようにします。夜も早めに休んで睡眠をたっぷり取りましょう。
  2. さっぱりと清潔に
    妊娠中は分泌物が増加します。疲れたと思ってもゆったりお風呂に入り、シャンプーもしましょう。うがいもするとさっぱりします。
  3. 散歩など軽い運動を
    お休みの日などにゆっくりパートナーと歩くのは気晴らしになり、かえってからだも楽になります。
  4. 家族に協力を求める
    家事などを省力化して疲労を軽減するよう心がけましょう。買い物などは休日にまとめて済ませたり、また、食材の配達の利用などを考えるのもいいでしょう。
  5. 職場で協力を得る
    妊娠したことを伝えて、1時間に10分くらいは休ませてもらいましょう。場合によっては座ってできる仕事にしてもらうことも考えてみましょう。言いにくい雰囲気のある職場環境は多々ありますが、言えそうな上司に相談してみたらいかがでしょうか。
  6. 相談相手をもつ
    はじめての妊娠は心配事が絶えません。ちょっと誰かに相談すれば安心できる些細なこともたくさんあります。何でも聞いてみよう、と気持ちを楽にしましょう。いちばん役立つのは友人でお産の経験者ですが、心当たりがなければ健診に通っている病医院の妊婦さんたちに話しかけてみてはどうでしょうか。母親学級などに参加すると友だちができます。
  7. 助産師、保健師を活用する
    健診に通っている病院の助産師は忙しそうにしていることと思いますが、話しかけてみてください。また、母子健康手帳をもらった地域の保健師さんも相談にのってくれますよ。

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妊娠中期には少し落ち着いてきますから、マタニティライフ楽しみましょう。しかし、徐々におなかが大きくなり、後期に入るとまた少しつらくなるかも知れません。でも、乗り越え方の基本は同じです。

おなかの赤ちゃんが大きくなり胎動を感じるようになると、赤ちゃんに声かけして一緒にお産の日を待てるようになります。まずは最初の2,3か月、おからだをゆっくり休ませながら過ごしてください。

 

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