おじいちゃん・おばあちゃん見知りをしてしまう

久しぶりに帰省した際に、子どもが祖父母になじまないということは、よく見られます。おじいちゃん・おばあちゃんの立場からすると寂しいことですが、人見知りをすることも子どもが社会性を育むためには必要なこと…。経験が浅い子どもにとって、初めて出会う人・久しぶりに会う人に不安や恐怖を抱くのも無理はありません。本能的なものなのです。（不安や恐怖を抱かなさすぎるのも、逆に危ないですものね）
かわいい孫と一緒に遊びたい気持ちは少しだけこらえていただきましょう。

とはいえ、子どもはいつまでも人見知りするものではありません。2～3日ではなかなか慣れることは無いでしょうが、1週間～10日ほど経つと、お孫さんもきっとなついてくれることでしょう。また、日頃からおじいちゃん・おばあちゃんの写真を子どもに見せて、合う前から少しずつ慣らしているご家庭もあると、テレビでもやっていました。急に張り切っちゃうからうまくいかないのかもしれません。急がず焦らず、お孫さんがごきげんなときを見つけて、少しずつ仲良くなってくださいね。

参考資料：寒川伊佐男著（2005）『乳幼児期の育児Q&A 寒川先生の育児相談』徳島出版