子どもの頃から木に親しみ、身近に使うことで森の役割や木の大切さを知ることができると、今、全国に広がりをみせている「木育(もくいく)」。木育は2004年(平成16年)に北海道で始まった活動で、徳島では全国初の「徳島県県産材利用促進条例」において木育をすすめています。「木とふれあい、木に学び、木でつながる」をテーマに、木や森との関わりを主体的に考える教育活動を推進するため、県内に「すぎの子 木育広場」を20ヵ所設置する予定です。
その「すぎの子 木育広場」のひとつとして、この秋、籠屋町商店街にすぎの子木育広場『すきっぷの森 もっく』が誕生します!
注目は徳島県初の木のボールプール!! 200個の徳島すぎを使った球体と、3000個の県産ヒノキ球体が入った木の香りに包まれるプールです。その他、木と森のお話会やワークショップ、講演会などのイベントも予定しています。県産材PRのパネルや木工作品の展示なども行い、小さな子どもから、シニア世代との交流など幅広く親しまれる場所を目指していますので、みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね。
※すぎの子木育広場「すきっぷの森 もっく」は、徳島県「とくしま木育交流推進事業」により、NPO法人 子育て支援ネットワークとくしまが設置・運営するものです。
すぎの子木育広場『すきっぷの森 もっく』
開所式:2015年10月3日(土)12:15~12:45
場所:徳島市籠屋町1丁目16
開館時間:10:00~15:00
休館日:水曜、第2、第4土曜、第1、第3日曜、祝日(※臨時休館あり)
入場:無料
対象年齢:1才~小学生(低学年くらい)とその保護者。
※0歳児の利用も可。
授乳室、オムツ交換台、ミルク用お湯のサービスあり。
問:088-623-2533(2015年10月3日より開通)
徳島県内の木育広場
徳島県内にはすでに木育広場が行われている場所もあります!
~徳島県立神山森林公園イルローザの森~
森林学習館(4才~11才向け木育広場)とレストハウス内(2才児~向け木育広場)には、テーブルみたいな木製ジムがあり自由に組み立てて遊べます。県産材でできた木の乗り物もあります。
~徳島阿波おどり空港1階ロビー~
徳島すぎの床材が気持ちいい場所。広場からは飛行機が正面向いて到着するので、子どもたちの人気スポットです。
~JR徳島駅クレメントプラザ4階~
木の家づくり相談窓口があり、木育広場も併設されています。積み木や木のおもちゃがたくさんあり、自由に遊べます。