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29年度赤ちゃん授業を終えて

29年度の県主催「赤ちゃん授業」は、鳴門市立鳴門市桑島小学校、上勝町立上勝中学校、徳島県立那賀高等学校、四国大学の4校で実施されました。

「赤ちゃん授業‐赤ちゃんと小中校生・大学生等との交流事業」ということで、29年度初めて大学でも行われました。この事業は、次世代を担う子どもたちが、赤ちゃんとママの交流体験を通じて、赤ちゃんの成長や命の尊さを実感し、親の愛情に気づき、将来、結婚や子育てに夢を持ってもらうことを目的としています。また、0才児の子育て真っ最中の地域にお住まいの赤ちゃんとママが孤立することなく、学校や生徒さん、地域のボランティアの方へとつながりをもてるきっかけにもなっています。

“赤ちゃんとママが先生”、まさしく子育て真っ最中だからこそ伝えて頂く大切な役割を担っていただいています。

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NPO法人 子育て支援ネットワークとくしまが企画・運営して6年目となります。選ばれた各学校の地域にお住まいの赤ちゃん(0才児)とママを募集、各地域のボランティアの方々にもサポートをお願いしています。学校の生徒数によって募集人数が変わりますが、生徒さん3~5名に一人の赤ちゃんとママに協力してもらっています。地域子育て支援センター、子育てひろば、民生児童委員、読み聞かせボランティア、ファミリー・サポート・センターなど、子育て支援者の方にご協力をお願いしています。

実施は、赤ちゃんの成長や発達を知るため各学校2回ずつ開催しています。

9月に開催された第1回目の授業では、生徒さん・学生さんは、まず「赤ちゃんの成長と発達について」助産師さんからの講義を受け、人形を使って抱っこやおむつ交換の仕方を練習し、赤ちゃんとの関わり方について学びます。その後、初めて実際に赤ちゃんとママに対面し、ふれあいタイムのスタートです。

普段、小さい赤ちゃん(0才児)にふれることのない生徒さん・学生さんたちは、最初はどのように関わったらよいのかわからず戸惑ったり、赤ちゃんも慣れない場所や人見知りもあったりして、お互いに緊張してぎこちない雰囲気もありました。でも、地域のボランティアの方々のサポートのもと、慣れてくると皆が赤ちゃんのかわいさに癒され、笑顔が増えて、少しずつ距離を縮めて関われるようになっていきました。初めはこわばっていた学生さん・生徒さんの顔は、授業が終わるころにはすっかり緩み笑顔に、泣いていた赤ちゃんもご機嫌に抱っこされたり、遊んだりできるようになっていたのが印象的でした。

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約2ヶ月後の11月又は12月に、各学校で第2回目の赤ちゃん授業が開催されました。1回目と同じ赤ちゃんと再びふれあうのですが、2ヶ月後の赤ちゃんの成長ぶりに、皆さんとても驚いておられました。学生さん・生徒さんたちは、1回目の授業の経験から、2回目の授業を大変楽しみにされていたようで、2回目の授業では、どこの学校でも、1回目より、序盤から積極的に関わっている姿が見られました。泣いている赤ちゃんにも、一生懸命関わって、次第に赤ちゃんも笑顔で遊んだり、すっかり慣れて、生徒さんに抱かれて眠ってしまう赤ちゃんもいました。

ママたちからは、赤ちゃんの名前の由来を聞いたり、妊娠中の超音波の写真を見せてもらうなどして、今目の前にいる赤ちゃんが、どのように生まれ、どのような思いで育てられているのかを知ることができたようです。特に大学生は、パパ、ママになるのが身近な年齢ということもあって、結婚、出産、育児のことなど、積極的に質問している学生さんもいました。ご参加いただいたママたちから、生徒さん・学生さんへの心のこもったメッセージもいただきました。

2回目授業の最後は、皆さん名残惜しくなり、それぞれで記念写真を撮ったり、最後まで赤ちゃんの手を握っていたりする姿が見受けられました。学生さん・生徒さんは、もっと赤ちゃんの成長を見たい、もっと知りたいという思いが強くなっていたようです。

1回目の授業前と、2回目の授業前で、どのように意識が変化するのか、アンケートをとったところ、生徒さん・学生さんは、いずれも、「将来、子どもを育てたい。」と思う割合が増加していました。

また、アンケートには、「親から自分に注がれた愛情を改めて実感できた。」「赤ちゃん授業に参加して、自分を産んでくれたお母さんに改めて感謝しなければならないと思った。」という意見や、「将来、子どもができたら積極的に育児に参加したいと思った」「赤ちゃんを育てる大変さと楽しさがわかってよかった」という意見もありました。命の尊さや、親の愛情、自分の未来像なども感じることができる機会であったことがうかがえました。

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28年度までに実施された学校の市町村名:阿南市、鳴門市、小松島市、吉野川市、美馬市、三好市、徳島市、名西郡石井町、板野郡上板町 
*阿南市では、地域のボランティアの皆様により発足され、中学校で実施されています。

アドバイス

○「赤ちゃん授業」の実施を希望されている団体等の方へ
  地域子育て支援ボランティアの方が実施について相談に応じています。
  お問合せ:『とくしま子育てひろば連絡協議会』
       (事務局:子育てほっとスペースすきっぷ2階)
        電話:088-678-5200(事務局直通)

○「子育て応援の匠派遣事業」
  地域の総合的子育て力の充実を目指して、医師や助産師、看護師、保育士などの有資格
  者や子育て支援活動の実践者を「子育て応援の匠」として登録し、子育て支援団体等で
  の講演会の講師や育児相談のアドバイザーとして派遣をしている
 「子育て応援の匠派遣事業」を実施しています。
  お問合せ:徳島県子育て総合支援センター「みらい」
       電話:088-655-4625  E-mail:tokumirai@mc.pikara.ne.jp

トピックス作成者:NPO法人 子育て支援ネットワークとくしま

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