アトピー性皮膚炎は「薬物療法」「悪化要因対策」とともに「スキンケア」が重要で、治療の3本柱と言われています。


乳児は皮膚が柔らかい上に汗をかきやすいので皮膚のバリア機能を高めるためにも環境を整えて悪化要因を少なくしましょう。（悪化要因対策）

また、汗や皮膚の汚れを落とし清潔にしたうえで、しっかり保湿をする毎日の「スキンケア」がとても大切です。

• 石鹸は刺激が少ない皮膚と同じ弱酸性のもの（添加物が少ないものであれば液体・個体どちらでも構いません。）を使いましょう。
• 石鹸は、しっかり泡立てて、ガーゼやタオルでごしごしこすらずに手でやさしく洗いましょう。
• 石鹸成分が残らないようしっかりすすぎをした後、ローションやクリームなどで保湿しましょう。
  　　＊保湿剤は皮膚の状態や季節、用途などによって使い分けるといいでしょう。

迷ったら医師や看護師、薬剤師に相談してください。

なお、ステロイドを始め薬物使用時は、自己判断で使用を中止したりせず医師の指示を守りましょう。

回答 　一般社団法人徳島県助産師会