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絵本「遊山箱もって」 (絵・文 やまさきじゅんよ)誕生話


絵本「遊山箱もって」は、絵本「とくしまからきました」(絵・文 やまさきじゅんよ)を出版したことにより誕生しましたので、この絵本から紹介させていただきます。

絵本「とくしまからきました」(絵・文 やまさきじゅんよ )

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平成27年、徳島市立図書館で、親子の手作り絵本教室を開催しました。
見本の絵本には何が一番いいかなと考えて、徳島を知る絵本が最適と思い、8ページ構成の「とくしまからきました」を手作りしました。

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その秋に、小松島市立図書館で絵本「くもをだいたナマズ」( やまさきじゅんよ 文/絵)の原画展を開催してくださり、同時にお話会をさせていただきました。そこで、手作り版絵本「とくしまからきました」を読んだところ、「この絵本こそ、徳島の子どもに読み聞かせをしたい!」と言う言葉を頂き、31ページ構成に手直しして、平成29年1月に出版しました。

この絵本は、質問形式になっており、阿波弁をしゃべる男の子と一緒に、読者も徳島を考える内容になっています。読者自らが徳島の良さを発見して、
徳島のことを聞かれたら、お話ができるようになってほしいと思ったからです。
徳島県外へ行かれる方には、ぜひ、持っていてほしい絵本です。
現在は、嬉しいことに、徳島のお土産としても取り扱われています。
この絵本創作中に、「徳島を描くなら、遊山箱も入れてね」と言われて、
最後のページに、徳島だけにあるお弁当箱として『遊山箱』を描きました。
これが、私と遊山箱との出会いです。どうぞ、絵本「とくしまからきました」「遊山箱もって」をお読みください。読後に、徳島の新しい発見や感動があることを願っています。

 

絵本「遊山箱もって」(絵・文 やまさきじゅんよ)

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平成28年、板野町文化の館にて、絵本「とくしまからきました」の絵画展を開催した折にも、絵本創作話の講演会をさせていただきました。そこで、最後のページの遊山箱の絵を見て、「今の子どもは遊山箱を知らないから、読み聞かせができる遊山箱の絵本を作ってほしい」と言われ、遊山箱の絵本が必要とされていることを初めて知りました。
遊山箱の絵本を作るために、遊山箱の思い出のある方々にお話を聞かせてもらい、遊山箱も見せてもらいました。皆さん、遊山箱の思い出を熱心に、楽しそうに、キラキラとした宝物のように語ってくれましたので、その思い出に沿って絵本創作をしました。
4月3日、4日の桜が咲いている頃に遊山箱をもって遊山へ行ったことと合わせて、この絵本は、非常に明るい春色の絵本になっています。おかげで、元気が出る絵本と言われています。遊山箱は紙で作り貼ってあります。
創作中に遊山箱を100個以上収集されている元上板町歴史民俗資料館館長の岩生(いわい)義男先生に遊山箱を見せてもらい、大変感動して、遊山箱の絵柄を描き残しました。また、取っ手にも、お金をかけていたことを教えられ描き残しました。ぜひ、見返しも、じっくりと見てください。
平成31年1月10日にこの絵本を出版したところ、遊山箱の思い出のある読者の方々から、「昔、子どもの頃に遊山箱をもって、遊山へ行って楽しかったことを思い出して、涙がでてきました」というお便りをいただいて感激しました。
遊山箱の絵本を創作して本当によかったです。
遊山箱は徳島だけの伝統文化です。遊山箱が次世代へ受け継がれていくのに、この絵本が役立ってくれると嬉しいです。

作成者 創作絵本作家 やまさきじゅんよ

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