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サンタクロースも絵本も共に

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 クリスマスイブは世界中の子どもたちがサンタさんのプレゼントに胸をときめかせて眠りにつきます。でもこの絵本「サンタさんへのてがみ」の主人公エミリーには少し心配なことが…。エミリーは、クリスマスが大好きな女の子。ただ1つ怖いのが、あの大きくて赤い服を着たサンタさん!クリスマスイブの夜、エミリーは煙突の穴をふさぎ始めてしまいます。そこでエミリーは、お母さんとサンタさんへの「てがみ」を書くことを決めて…。

 サンタは子ども達にとって、年に1回やってくる見慣れない人。遊園地などで、とても大きなキャラクターを怖がって両親の後ろに隠れる子どもを見たことがある方もいるのではないでしょうか?この絵本は小さな子どもの姿と、我が子により沿うお母さんを、かわいい絵とピンクを主とした柔らかな色彩で描かれています。また、お母さんの愛情あふれる表情の1つ1つも必見です。子どもの純真な心を見守る、こんな家族でありたいと思える、素敵なクリスマス絵本です。

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この時期に、親はいつも悩みます。どうやってサンタさんのことを伝えるべきか。「もうそろそろ大きいから」と悩みます。でも、この絵本の主人公をご覧あれ。子ども達は、その年齢や両親や友だちとの関係性の中で、自分で答えを見つけていきます。そして、いずれ気づくことがあると思うのです。12月になると「夢」や「期待」を与えてくれるワクワクドキドキする気持ちそのものがサンタクロースなのだと。目に見える形の「いる」「いない」だけではないのです。僕が分からないのは、なぜサンタさんのことまで親がコースをつくる必要があるのか!?ということです。その子が、その子なりの人生の中でサンタクロースとは何かを見つめていけばいい。それは、まるで自分の人生と重ね合わせながら物語を読むということと何も変わらないのではないでしょうか!? 

どうかクリスマスも物語絵本も、子どもたちとシェアしながら過ごすことができればと願います!


コラム作成者:徳島こどものとも社 松本崇史

徳島こどものとも社
主に優れた絵本&おもちゃ&保育家具を徳島県の保育園や幼稚園に紹介し子ども達の幸せに尽力させていただいています。絵本専門店もあり、優れた絵本と幼年童話をそろえていますので、安心して本選びができます。他にも、各園での読み合い活動や講演会もお手伝いさせていただいています。

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