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『おおきくなるっていうことは』…どんなことかな?

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今回紹介するのは、入園、入学、進級を迎えて、またひとつ大きくなった子どもたちに贈る1冊です。

『おおきくなるっていうことは』
(中川ひろたか・文 村上康成・絵 童心社)

おおきくなるっていうことは、どんなことかが1ページごとに出ています。
それは、子どもたちが大きくなるにつれて、一つ一つできるようになったことや考えられるようになったことです。
そして、子どもたちが大きくなったことを心から喜ぶ気持ちが詰まった1冊です。
ぜひ、入園や進級の際に、「お兄ちゃんやお姉ちゃんになるんだ!」という気持ちで胸をいっぱいにしている子どもたちと一緒に読んでいただきたいと思います。

 

子どもたちが大きくなること=できることが増えるようになること、それは、ママを悩ませていた“ふりかえれば些細なことだけどその時はものすごく大変だったこと!”の数々が解決していくことであり、私たちが大人になるにつれて、当たり前のこととして受け止めるようになったことの数々です。

絵本の中にあるのですが、「たかいところにのぼれる」「とびおりられる」「それもそうだけど、とびおりてもだいじょうぶかどうかかんがえられる」という点がまさにその一つです。ひやひやしながら追いかけたり、止めたりしていたのが、いつの頃からか少し離れて見守っていても大丈夫になり、「あれっ。大きくなったなあ。」と感じる瞬間が私にもありました。

私たちはもう新しい歯も生えないし、新しい発見に目を輝かせ胸をときめかせることも、意識的にそういう生活をしていないとなかなかないように思います。その点、子どもたちは大人から見ると大したことのないようなことにも一喜一憂し、大げさに喜んだり悲しんだり、毎日めまぐるしく成長していきます。

我が家の子どもたちも毎年食べる量が増え、服のサイズは合わなくなっています。また、大きくなったがゆえの新たな悩みが出始めていますが、これもまたいつか“ふりかえれば些細なことだけどその時はものすごく大変だったこと!”になるのだろうと信じて、子どもとともに笑って泣いて喧嘩して、毎日を楽しく過ごしたいと思います。誰にとっても毎日が新しい一日です。
新しい春に向けて、私たち大人も子どもたちと一緒に大きくなりたいものですね。

児童図書室も現在模様替えをしています。これまでよりも絵本が探しやすく、手に取っていただきやすいレイアウトにしたいと思っています。
ぜひ、遊びに来てくださいね。

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コラム作成者:鳴門教育大学付属図書館児童図書室 川上 稚草

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