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家族っていいなあと思える絵本「ごめんなさい」

 

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家族ってあったかいな。 親子の間にも「言葉」ってたいせつだな。子ども達、そして子育て奮闘中のパパ ママの心をあったかくする絵本を紹介します。
 
5組の親子が登場する日常生活、子育て中のパパ ママのあるあるのお話です。
子どもの気持ち、パパ ママの気持ち、うまく言葉にして伝え合えればいいのですが 子育て中、忙しくて子どもに耳を傾けることなく つい叱ってしまうことありますよね。私も3人の息子を育てています。
「おにいちゃんなんだから 我慢しなさい!」
「どうして お母さんの言ってる事がわからないの?まちがってるでしょ!」
「それは だめでしょ?もう知らないから!」
どんなシュチュエーションで投げた言葉かはよく覚えていませんが 目で見たその瞬間、怒りがこみ上げ感情に任せて声を荒げた記憶が何度もあります。
後で どうして子どもの気持ちを聞いてあげられなかったのかなと 子どもの気持ちを決めつけてしまう自分に反省・・・
その時の子どもの悲しい目は 今でも覚えています。子どもって 上手に言葉で自分の気持ちを説明できないんです。おまけに パパ・ママが 叱っちゃうと余計言えなくなるんです。
そんな時、パパ・ママから「ごめんなさい」大人も子どもも同じ、悪いと思ったら「ごめんなさい」と言葉にすること、その大切さを教えてくれる絵本です。
『ごめんなさい』心が素直になる素敵な言葉ですね。そんな言葉のエッセンス、沢山 沢山、子どもに降り注いであげてほしいと思います。

 

「ごめんなさい」発売記念イベント

そして この絵本の絵は阿南市在住の羽尻利門さんが描かれています。実は3年前、阿南市の小学校に絵本ライブに来られたサトシンさんと羽尻さんが出会い、つながり、それから生まれた絵本です。あったかで優しいタッチの絵の中に「徳島」が色々描かれています。阿波踊りの写真、渦潮のカレンダー等々 羽尻さんの遊び心満載ですので 子どもと絵本を広げて楽しみながら探してほしいと思います。
最後のページには「うちの子でいてくれてありがとう」と親から子どもへのメッセージ!
子ども達には パパ・ママはあなたたちが大好きだよと伝えたい。そして パパ・ママ達にはちょっと子育て中、一息つきたいときに手に取って貰いたい 思わずほろりとなりジーンとあったまる1冊です。

 

バスのナンバーに注目 459-88⇒しこく88  10-9-4ま⇒とくしま

コラム作成者:おはなし みのりん 代表 田村 佳代子

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