トップコラム防災コラムみんなが助かる災害への備えを! 〜災害時に役立つ車いす援助方法を学びませんか?〜

みんなが助かる災害への備えを! 〜災害時に役立つ車いす援助方法を学びませんか?〜

 私たち肢体不自由の子を持つ家族にとっては、車いすの操作の仕方は当たり前のものとなっています。また、社会を見渡しても、車いすを見たことない人は今の時代ないでしょう。

 でも、車いすの子どもと共に過ごす日常生活を見つめ直してみると、他人に車いすを押してもらうことはあまりなく、仮に押してもらうことがあっても、どこを持ったらいいですか?から始まり、スロープを前向きに降りてみたりと、基本的な操作も知らない方々が多いということに気付きます。
「今さら・・・」と思えていたことが、実は「今こそ・・・」であったのです。やはり、「見ているだけで、体験が不足している。」ということに尽きるのでしょう。
また、その情報を発進し、実体験を提供できるのは、私たち当事者家族であるということも言えます。

そんな昨年、徳島文理大学保健福祉学部理学療法学科の柳澤幸夫先生が、災害時の車いす操作を体験できる「車いすOBサーキットトレーニング」を開発されたことを知りました。
南海トラフ巨大地震に対する危機感がますます高まってきており、障がい者などの要援護者も含めた地域での避難を、具体的、体験的に知っておくことは急務です。
柳澤先生らの研究室で開発した車いす OB(Overcome Barriers:障壁を乗り越える)サーキットトレーニングは、津波災害時など、経路上に障害物がある時、要援護者を安全に移動させることができるよう、一般の方々が体験的に学べる、サーキット形式の訓練コースとなっています。

 この、柳澤先生のご協力のもと、9月16日(日)13:30〜16:00、ろうきんホールで「災害時に役立つ車いす援助方法を学ぶ」と題して、防災セミナーを開催することとなりました。
先生のご講演とともに、車いす OB サーキットトレーニングを体験します。

防災セミナー

詳細はこちら 平成30年度 防災セミナー 

 また、セミナーの中では、本会で普及啓発している災害避難に使える物品である「ちょい楽ばんど」や「オンブラック」、また、車椅子ごと引っ張ることができる JINRIKI(ジンリキ)も体験してみます。
災害への備えも、日頃うまく使える経験を積んでいてこそ、いざという時の助けになります。
そしてセミナーでは、障がいのある子を持つ保護者からの思いにも耳を傾けていただくことで、防災への意識を共有していけたらと思っています。

子どもから大人まで、馴染みやすい方法で災害時の車椅子避難の体験ができるこのセミナー。
実は、日常における要援護者の安全な移動に役立つ知識と技術を身につけることにもつながります!多くの皆さんと、障がいのある方々への理解と支援法を共有したいと思います。是非ご参加下さいね!

お申し込みは、お名前、所属、連絡先を添えてchallenge.toku@gmail.com、もしくは FAX 0885-37-0525 まで、お願いします!

防災セミナーチラシ表.pdf (PDF 672KB)
防災セミナー裏.pdf (PDF 120KB)

コラム作成者
徳島県肢体不自由児者父母の会連合会 会長 圓井美貴子

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