離乳食が進んでくると、おやつって与えてもいいのかな?と迷いますよね。
赤ちゃんは、生まれてから1年で身長は1.5倍、体重は3倍になり、幼児期もまだまだ体は成長途中のため1日に必要な栄養量は多くなります。
でも、1度に食べられる量は限られているため、3回の食事で摂れなかったエネルギーや栄養素を補うためにおやつが必要になってきます。このため乳幼児期のおやつは、食事の一部として穀類、芋類、乳製品、果物類などが理想です。
「甘食」ではなく、「間食(4回目の食事)」と考えてくださいね。
与え方のポイント
- 時間と量を決める
- 栄養バランスを考える
- お茶、牛乳などの飲み物と上手に組み合わせる
離乳食期のおやつ
離乳食の進み具合や食べられる量には個人差があるので、成長に合わせて調整してください。
幼児期のおやつ
幼児期に多く見られる「むら食い」のときなど、間食(4回目の食事)で不足しがちな栄養を補うようにしましょう。
☆夏にお勧め冷たいおやつ☆
【かぼちゃ豆乳羹】
材料
- かぼちゃ 120g
- 豆乳 150ml
- きび砂糖 20g
- 粉寒天 4g
- 水 180ml
作り方
- かぼちゃをラップで包み、電子レンジで約3分加熱し、裏ごしする。
- 鍋に水と粉寒天を入れて煮溶かし、きび砂糖と1を加え混ぜ、さらに豆乳を加えてよく混ぜる。
- 2を容器に入れ、粗熱を取って、冷蔵庫で冷やし固める。
☆電子レンジを使って簡単おやつ☆
【ほうれん草蒸しパン】
材料
- ホットケーキミックス 150g
- ほうれん草 1/3束
- 卵 1個
- きび砂糖 大さじ1
- 牛乳 100ml
- 溶かしバター 大さじ1
作り方
- ほうれん草の葉先を茹でて、みじん切りにする。
- ボウルにホットケーキミックス、卵、砂糖、牛乳、ほうれん草の水気をさらに絞って加え、よく混ぜ合わせる。
- 溶かしバターを加えて混ぜる。
- 生地を耐熱容器(紙コップなども可)に5分目ずつ5個に分け入れる。
- 電子レンジ600wで2分かける。
おやつの時間は、食べる楽しみを増やすチャンスでもあります。子どもと一緒に手作りすれば、食べ物への関心を促す機会にもなりますよ。
親子で楽しいおやつタイムを過ごしてくださいね!
コラム作成者:とくしま食育推進研究会 佐藤 香代子